こんにちは!
お金に愛される方法を伝授する専門家、葦花 エレンです。
エレンの講座で人生が大きく変わった3名の受講生様の体験談をご紹介するこのシリーズ。
第1話から第5話までは1人目、学童支援員として働きながら、ヘナサロンを経営している60代の静子さんのストーリーです。
今回は、静子さんが本講座受講後に夫婦で価値観が変わり、人生を左右する大きな決断をしたエピソードをご紹介します。
本当に大事なのは、夫婦二人の心地よさ
受講を続けるうちに、静子さんの中で「お金は安心と喜びをもたらすもの」という感覚が育っていきました。そしてそれは夫にも伝染し、夫婦二人の価値観は確実に変化していったのです。
当時、静子さん夫婦の悩みは「家をリフォームするかどうか」でした。
長年住んだ家は老朽化が進み、リフォームすればまだ住める。けれど、そのためには大きな借金をする必要がありました。
60代で大きな借金をすれば、精神的に大きな負担がかかりますし、持ち家だと後々のメンテナンスも大変です。それでも以前の静子さんなら人からどう見られるかを気にしてしまい、「持ち家があるほうが体裁がいい」という見栄を張りたい気持ちから、迷わずリフォームを選んでいたでしょう。それに、借金してでも子供に家を残してやるのがいいことだと信じていました。
しかし、講座を通して価値観が変わりつつあった彼女は、ふと立ち止まります。
「見栄や体裁よりも、本当に大事なのは“私たちが心地よく暮らせること”ではないだろうか?」
自宅を手放したら、驚くほど心が軽やかに!
この気持ちを思い切って夫に伝えたとき、驚くことに夫も同じようなことを考えていたことが分かりました。
「無理してローンを背負うよりも、賃貸で身軽に、楽しく暮らしたほうがいいよな」
こうして夫婦は思い切って「家を売る」という決断を下しました。
周囲から見れば大胆に思える選択でしたが、二人にとっては「心地よさを取り戻すための選択」だったのです。
結果、ローンや将来への漠然とした不安は一気になくなり、生活は驚くほど軽やかになりました。「家を手放すことが、こんなに心を自由にするなんて!」と、 静子さんは心からそう感じました。
それに以前は3人の子どもたちも不安のタネでした。とにかく、一人一人の将来が不安だったのです。でも今の静子さんは、「それぞれ自分の人生ストーリーがあるのだから、親としてその後押しをしてあげればそれでいい」と、すっかり子どもたちの可能性を信頼してあげられるようになりました。
このように、お金に対する不安が消えた静子さんは、これまでとは比べ物にならないほど前向きになり、自分たちにとっての「本当の幸せ」を優先して未来を考えられるようになったのです。

次回の第5話では、静子さんがこれから描いている未来、そして読者のあなたに伝えたいメッセージをご紹介します。どうぞお楽しみに!
※バックナンバーはこちらから
第1話「ずっと抱えてきたお金の不安」
第2話「心を揺さぶった出会い」
第3話「心を変えた“魔法の一言”」